北海道旅行

【北海道旅行】花咲線で行く。日本の東端、根室旅行ですべきこと5選。

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北海道の東の端っこ根室まで、絶景の花咲線に乗って、旅してきました。

これは良かった!ということ、これもやりたかった!ということを5つご紹介します。

車がなくても、根室の美味しいものと絶景を楽しんできましたよ!

  • 花咲線に乗る
  • 花咲ガニを堪能する
  • 絶景の中でスイーツを楽しむ
  • 花咲岬の絶景を鑑賞する
  • 絶品お寿司を食べる

以上を順に紹介していきます。

根室鉄道旅行の行程

  • STEP1
    6:48札幌駅発、10:58釧路駅着
    釧路行き特急おおぞら1号
  • STEP2
    11:12釧路駅発、13:22根室駅着
    根室行き快速ノサップ
  • STEP3
    13:30根室駅発、14:00カニ屋大八着
    レンタサイクル
  • STEP4
    14:30大八発、14:35ソフトクリーム店Tocchi 60th着
    レンタサイクル
  • STEP5
    14:50Tocchi 60th発、15:00花咲岬着
    レンタサイクル
  • STEP6
    15:25花咲岬発、15:55根室駅着
    レンタサイクル
  • STEP7
    16:12根室駅発、18:51釧路駅着
    釧路行き普通列車
  • STEP8
    18:58釧路駅発、22:58札幌駅着
    札幌行き特急おおぞら12号

実際には札幌までは戻らず、釧路で宿泊しました。

根室旅行でしたいこと5選

花咲線に乗る

花咲線とはなんぞ?

花咲線とはJR北海道の釧路と根室を結ぶ路線の愛称です。正式名称は根室本線。

札幌の右上、滝川駅から、富良野や帯広、釧路を経由して根室に至る長~い路線の末端部こと。

札幌から釧路へ向かう始発、特急おおぞら1号が根室行きの快速ノサップに接続しています。

北海道のローカル線らしい1両編成の気動車です。たった1両で北海道の大地を駆け抜けていくなんて、ボッチ感があって愛しい。
うなり声をあげながら、一生懸命加速していくところもまた可愛い。

景勝線としての花咲線

この花咲線、景勝路線なんですよ。

海の間際を走ったり、湿原の中を走ったり、草原の中を走ったり。

釧路から根室までは2時間以上かかるのですが、窓の外に広がる変化に富む絶景を眺めているとあっという間に根室に着いてしまいます。

厚岸駅の前後では海や厚岸湖の間際に線路が引かれています。

乗車したのは暑い夏の日だったので、窓が開いていて、海の香りが車内に吹き込んできました。

厚岸湖を過ぎると、湿原の真ん中を線路が突っ切っていきます。 

別寒辺牛湿原。この旅行のときに初めて聞いた名前ですが、ベカンベウシって声に出したくなる楽しい音。

両側の車窓には沼地と草地が交互に見えます。

なぜこんなベチャベチャなところに線路を引いたのか甚だ疑問です。

落石駅近くの落石海岸は花咲線の中でも絶景と名高い車窓を望めるスポットなのですが、海霧のおかげで真っ白でした。

この辺りは霧が良くかかるそうで、行きも帰りも真っ白け。

冬に行ったときは空気が澄みわたっており、美しい岬が望めました。

西和田駅の近くまで来ると、霧も晴れて、緑の美しい丘陵地帯が広がりました。

ルパン号が走る花咲線

ルパン三世の原作者、モンキー・パンチ先生が花咲線沿線の浜中町出身ということで、こんな派手なラッピング列車も走っています。

車内や窓にもルパン要素が詰め込まれた車両。

車窓を眺めていると、車体を見た人が慌ててスマホを構えるのをたくさん見ました。
確かに撮りたくなるよね~。

花咲ガニを堪能する

根室と言えば、やっぱり海鮮を食べずに帰れません

こ根室のガイドブックや紹介記事に必ずと言っていいほど載っているこのお店。
かに屋めし屋大八さん。

ぱぱーん。カニチャーハン

花咲ガニの身がころりころりと入っているのが見えますね。

しっかりカニを食べてる実感、食感を味わうことができます。美味しい。

コロナのせいか、訪ねたのが14時過ぎだったせいか、お客さんは私一人で、すぐに出てきました。待っている時間もチャーハンのいいにおいを吸い込みながら、わくわく。

お味噌汁には大きなカニの爪が入っていましたし、右上の小さなお皿にはカニのむき身の半端な分をご厚意でいただいてしまいました。

カニは食べるのが面倒ですが、身だけにされていて、食べやすいのは良きです。

絶景の中でデザートを楽しむ

大八さんから花咲岬へ行く途中、偶然見つけたソフトクリーム屋さん。Tocchi 60thさん。

Googleマップにもまだ載っていない、開店ほやほやのお店でした。

カネタ竹内水産さんのお隣にあります。

営業日や時間はカネタ竹内水産とTocchi 60thの共同のインスタグラム(https://www.instagram.com/kanetatakeuchi/)を参照してください。

遮るものがない丘陵地帯を望みながら、美味しいデザートをいただけます。

これがそのソフトクリーム。350円。

ミルク感が強い美味しいソフトクリーム。
絶景を見ながら食べるので、美味しさが底上げされて最高です。

メニューとしては他にもバニラシェイクや自家製シロップを使ったソーダやフロートがありました。

花咲岬の絶景を鑑賞する

Tocchi 60thさんからすぐのところに絶景の花咲岬があります。

夏の緑と、空の青、海の碧、波の白。そしてところどころにお花のアクセント。絶景かな。

散策路が整備されていて、海のそばまでおりることができます。

柱状節理という不思議な岩に波が打ち寄せるのを間近で眺められます。

車石と呼ばれる、まるで車輪のような岩がここの目玉なのですが、私、全然気づいていませんでした。

というのも、とにかく景色の美しさに感激していたのと、帰りの時間を考えるとあまり時間に余裕がなかったので、一番の目玉を見逃すという失態をしでかすw

いいんですよ。珍しい形の岩よりもこの海、空、陸のコントラストの方が好きだから!

絶品お寿司を食べる

根室が本店の人気回転寿司店。回転寿司根室花まる根室店
根室駅から徒歩圏内にあります。

15:50くらいにお持ち帰りしようと立ち寄りました。

16時という夕飯には早すぎる、微妙な時間。「お持ち帰りだし、人気店とはいえ、すぐ買えるでしょう」と思っていたのですが、甘すぎました。

店員さんから告げられたのは30分待ちという言葉。…まじで?

30分も待っていたら、釧路行きの列車を逃してしまうことは必至。泣く泣く諦めました。

とっても評判がいいので、悔しい。お持ち帰りの予約ができるようなので、しておけばよかったなぁ…。

花まるのテイクアウト予約
https://www.sushi-hanamaru.com/takeout/#order

ここも楽しい花咲線

日本最東端の駅、東根室駅

絶景な景色が目白押しな釧路-根室の花咲線ですが、景色だけで満足してはいけません。

北海道の東端ということは日本の東端。

根室駅の一つ隣の駅は日本最東端の駅東根室駅

札幌から6時間半もかかってやってきた日本の東の端の駅。

感慨深いです。

動物に出会える

この花咲線、しょっちゅう動物に出くわします。

別寒辺牛湿原でタンチョウを見ることもできました。

他にも放牧されている牛や馬はもちろん、シカキツネも見ました。

北海道の鉄道にとってシカとの事故でダイヤが乱れるのは日常茶飯事なのですが、鉄道に乗っていて、実際にシカを何度も見たり、しばしば警笛を鳴らしてシカを追い払っていたりという経験は花咲線ならでは。

乗っている列車がシカと衝突して緊急停車するという体験は初めてでした。その影響で5~10分ほど釧路駅到着が遅れました

16:12根室駅発の釧路行き普通列車は釧路駅で最終の札幌行き特急おおぞらに接続しています

少し根室からの普通列車が遅れましたが、釧路駅で特急おおぞらは待っていてくれました

根室駅で借りたレンタサイクルの話

根室駅を出て左手の根室観光協会(バスターミナルのある建物)のデスクでレンタサイクルを借りることができます

レンタサイクルをどこで借りられるか確認しようと観光協会のデスクで声をかけると、ここで借りられますよとのこと。

3時間で500円

電動自転車は置いていないそうです。

しっかり整備されているので、乗りやすくて助かりました。

荷物があれば無料で預かってもらうこともできます

自転車で花咲方面へ向かう場合の注意点

レンタサイクルを借りて意気揚々と花咲方面へ向かったのはいいのですが…。

根室駅から花咲方面へ向かう場合は遠回りですが、花咲線沿いの道(オレンジ線)を行く方がいいです。

最短距離になる青い線をたどると、こーんな気持ちのいい丘陵地帯を横切ることになります。
つまり、アップダウンがひどいです。

景色はとってもいいのですが、自転車をおさないと登れないほどの急こう配な登り坂が2回出現しました。

体力に自信がある人はぜひ頑張ってみてw

さいごに

北海道旅行に来てもなかなか足を伸ばしづらい最東端、根室。

北海道に住んでいながら、今まで行ったことがありませんでした。

花咲線の動画(https://www.hanasaki-line.com/)を見て「乗りに行きたい!」となってから数年、ようやく訪れることが叶いました。

花咲線は今のところ大丈夫だそうですが、花咲線と同じく根室本線の一部では廃線、バス転換の協議が行われているそう。

いつまでもあると思うなJR北海道のローカル線。
と、いうことで次回は根室本線の滝川-新得の記事を書きたいと思っております。

北海道旅行へ行くなら、楽天トラベルで。

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