乗るはずだった夜の飛行機が運休になり、急遽、翌早朝の飛行機に振り替えることになった私。
「これはいいネタになるぞ」と、中部国際空港(セントレア)で人生初の空港泊(野宿)を経験してきました。
セントレアで空港泊する際の疑問にお答えします。
セントレアで野宿を考えている人の助けになるといいな。
Contents
セントレアで24h開放されている場所は?
1階ウェルカムガーデン・2階到着ロビー・アクセスプラザは24時間開放。
セントレアの公式サイト(https://www.centrair.jp/flight/early-late/index.html)
セントレアにはありがたいことに24時間開放しているフロアがあります。
24時間開放しているフロア は
- 第1ターミナルの1階部分(1階ウェルカムガーデン)
- 第1ターミナルの2階到着ロビー
- 名鉄駅の改札前のスペース(アクセスプラザ)
深夜便で到着した人や早朝便で出発する人向けに公式に紹介されていて、深夜であっても追い出されることはありません。
コロナなご時世、空港泊している人はとても少なかったので、ベンチの取り合いにはなりませんでした。
でも、何人かは私以外にも空港泊をしている人はいましたし、コロナなご時世だからといって、追い出されることもありませんでした。
空港泊するなら、どこがおススメ?
1位 「第1ターミナルの2階到着ロビーの中央部」
アームレストのないベンチが4つ並んでおり、しっかり横になることができます。
ベンチのそばには充電スペースも設けられています。
2位 「第1ターミナルの2階到着ロビー」
国内線の到着口
国内線の到着口側はアームレストのないベンチが4つ並んでいるので、横になって眠ることができます。
国際線の到着口
国際線の到着口側はアームレストのないベンチが8つ並んでいます。
かなり長身の方でも問題なく横になれるスペースがあります。
ベンチのそばには充電コーナーが設置されているので、寝るまでの間や起きてから充電することはできます。
3位 「第1ターミナル1階・アクセスプラザ」
第1ターミナルの1階やアクセスプラザはアームレストがあるベンチばかりが並んでいるので、長くても2つの座面にしか横になることができません。
膝をたてて、アームレストの上に足を通せば寝られそうですが、寝返りを打つことはできそうにありません。
充電スペースも近くにないので、現代人には不便。
空港泊できるスペースのまとめ
ベンチのクッション性 | 横になれるベンチ | 充電スペース | |
---|---|---|---|
第1ターミナル2階到着ロビーの中央部 | 〇 | 〇 | 〇 |
第1ターミナル2階到着ロビー | 〇 | 〇 | × |
第1ターミナル1階 | 〇 | × | × |
アクセスプラザ | 〇 | × | × |
セントレアのベンチ、寝心地は?
セントレアの複数並んだベンチはどれもクッション性のある座面と背もたれがついています。
布団で寝るより寝心地は悪いですが、充分寝られる硬さです。
私のセントレア野宿体験記
私がセントレアで野宿を決行したのは2021年6月27日の夜。
その日は最低気温が20度を下回らず、蒸し暑い日でした。
あまりクーラーが効いていなかったので、掛布団の代わりになるようなものは不要でした。
空港に着いたのは21時頃。すでに到着ロビー、出発ロビーともに静まり返っていました。
コロナのご時世で国際線の到着口が使われないので、人の行き来が少なく、静かだろうと考え、国際線の到着口前のベンチで眠ることにしました。
国際線の到着口にあるトイレは一部封鎖されていましたが、ちゃんと使えたので、なかなか快適でした。
歯を磨き、顔を洗って、アイマスクをし、タオルを枕にして寝ました。
放送が入りますし、近くのテレビがずっとついていたので(私が寝てから消されたようです)、遮音性のあるイヤホンをして寝ました。
国際線の発着がほとんどないため、国際線の到着口は薄暗かったのですが、寝るには明るかったので、アイマスクを持ってきて正解でした。
持っていて良かったもの
- 枕にするためのタオル
- アイマスク
- 歯ブラシ・歯磨き粉
- 洗顔用具
空港泊するときにシャワーを浴びたい
1時間900円で1時間シャワーを利用できます。
深夜便で到着した人も、早朝便でこれから出かける人もさっぱりした状態で次の目的地へ出発することができるので、時間があるならおススメ。
カプセルホテルなので、格安で宿泊することもできます。
これから旅行に出かけるなら、疲れた状態で旅をスタートするわけにいきませんから、おとなしくベッドにお金を払うのも賢い選択。
9時間利用で3,800円~
12時間利用で4,300円~
3時間からカプセルの利用ができ、3時間刻みで料金設定があります。
自分のフライト時間や到着時間、セントレアでの滞在スタイルに自由に合わせることができて、便利。
体が痛くなると思ったので、目が覚めるたびに意識して伸びをしたり、簡単なストレッチをするようにしました。
体が痛くて寝られないなんてことはありませんでした。