青空を映すエメラルドグリーンの海、旬である夏にだけ食べられる絶品のウニ!
目も舌も海で満たされる場所へ行ってみましょう。
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積丹半島って…どこ?どうやって行く?
日本海に突き出た積丹半島。
北海道の地図を見れば、「なんだ、札幌の近くか」となりそうな位置にあります。
とは言え、札幌から積丹半島の突端の神威岬までは約100㎞の距離です。
積丹半島へは車で行くのが一番!
積丹半島に行くなら車で行くのが最速で最良の方法です。
後志自動車道が小樽の先、余市まで2018年12月に開通して、ずいぶん近くなりました。
札樽自動車道・後志自動車道高速を使えば、
- 札幌から積丹半島までは2時間
- 新千歳空港から積丹半島までは3時間
積丹半島に公共交通機関で行きたい!
積丹半島は基本的に車で行くのが一番!ですが、「車がない!」「免許がない!」という理由で車以外で行きたいときはどうしたらいいのでしょうか。
北海道中央バスが唯一の公共交通機関です。
期間限定(4月半ば~10月半ば)ですが、北海道中央バスが積丹半島の先っぽ、神威岬までの路線バスを運行しています。
積丹号 | 積丹線 | |
---|---|---|
始発 | 札幌駅前ターミナル | 小樽駅前 |
本数 | 1本/日 | 2本/日 |
時刻・停車場所 | https://www.chuo-bus.co.jp/highway/index.cgi?ope=det&n=28&t=36&o=1 | https://www.chuo-bus.co.jp/city_route/course/yoichi/ |
経由 | 小樽駅前 | 余市駅前 |
- 札幌駅前…神威岬まで時間がかかる。
- 小樽駅前…札幌からのJRが多く、バスに乗り継ぎやすい。
- 余市駅前…札幌、小樽からのJRが少なく、バスに乗り継ぎにくい。
おそらく、小樽駅前がベストの選択肢だと思います。
JRとの接続がいい場合や余市周辺を観光したい場合は余市駅前での乗り継ぎも有効です。
実際に行ってみた(下道で)
- 支笏湖
- 美笛峠
- 羊蹄山
- 岩内
- 神威岬
支笏湖~美笛峠(国道276号)
木々の切れ間から覗く支笏湖を横目に国道276号を快適に車を走らせます。
美笛峠はその名のとおり峠道を走行することになります。
峠を越えると現れる「きのこ王国」。
きのこ王国はこのあたりで貴重な休憩スポット。
トイレや休息はこちらで。
羊蹄山(国道276号)
喜茂別町に入ったあたりから前方に羊蹄山が見えてきます。
この羊蹄山を右に回り込むように倶知安を経て日本海を目指します。
天気が良ければ羊蹄山の雄姿を見ながらのドライブは気持ちいいです。天気が良ければ。
私はきれいに見ることができなかったので、持っている冬の羊蹄山をのせておきます。
羊蹄山もきれいですが、視界いっぱいに広がる農村景色も絶景です。京極町は「日本で最も美しい村」連合に加盟していて、北海道にいることを実感する景色を見ることができます。
写真がない理由はお察しください…。リンク先にきれいな写真がありますので。
岩内~積丹(国道229号)
岩内までくれば海はもう目の前。
ここからずっと海のすぐ際を走っていきます。
しかも、海が左側にあるので、左車線はより海のそば。
到着 神威岬
ちょこちょこ車を停めて写真を撮ったり、休憩をしながら全行程4時間くらいで到着!遠い!w
神威岬の駐車料金は無料。
岬の先への遊歩道も無料。
(遊歩道への登り口に小さな箱が設置されていて、維持のための寄付金を入れることができます。)
神威岬を散策してみよう
積丹ブルーを望むならやっぱり、神威岬は外せません。
なぜ私は曇天(時々雨天)の日に行ったのか…。快晴ならば、もっともっと真っ青な海を望むことができたに違いありません。
積丹ブルーを両側に見ながら遊歩道を上がったり下がったり。
20分くらい歩けば灯台の足元にたどり着けます。
積丹で食べるのは…ウニ!
いつものランチからは考えられないお値段の丼を贅沢にいただきます。
口の中に広がる甘いウニらしい磯の香。あぁ、幸せ。
いつ食べられる?
積丹でのウニ漁の解禁期間は6月~8月。
しかも、お店によってはその日にとれたウニを使うため、海がしけて漁に出られなかった日はウニを出さないお店もあるとか。
雨が降ったり、やんだりしている日に行ったので、ウニが食べられるか心配していたのですが、無事食べることができました。
「むらさきうに」?「ばふんうに」?
積丹で食べられるウニは「ムラサキウニ」と「バフンウニ」。
バフンウニのほうが「甘みが強くて、おいしい。」と言われています。そして、高い。
(上の写真の左がムラサキウニ、右がバフンウニです)
(食べ比べられるうに丼を食べてみた結果、ムラサキウニのほうが好きだった私はお財布にやさしい舌の持ち主でした。)
せっかくウニを食べるために積丹まで来たのならバフンウニ、食べてみてくださいね。
バフンウニだけのうに丼になると4,000円~5,000円くらいします。
どこで食べる?
積丹で有名なウニのお店といえば、「みさき」!
積丹に行ったと言えば、「みさき行った?」と聞かれるくらい。
大変な人気店なので、開店前から並ぶこともあるのだとか。
実際のところ、積丹にはウニを出すお店は数多くあるので、店にこだわらなければ売り切れで食べそびれるということはないと思います。
私がうに丼をいただいたのは「食堂うしお」。
神威岬に到着した時点で昼過ぎだった私はお腹がすきすぎて、神威岬に一番近い「食堂うしお」に入ることにしました。
こちらもなかなかの人気店だったようで、観光バスがたくさん停まり、忙しそうでした。
絶品ジェラートもいただきます
うに丼でお腹がいっぱいだけど、デザートは別腹。
ということで、岩内方面から積丹半島をぐるりと一回り。
余市市のFRUTICOでフルーツの濃いジェラートをいただきました。
頼んだのはナイヤガラ(マスカット)とピスタチオ。
さすが、果樹農家直営のお店。ブドウの味が濃く、絶品でした。
ウニ味のジェラートなんて、変わり種もありました。
余市のお隣、仁木町はフルーツの町。
私が行ったときはちょうどサクランボが旬の時期だったので、1パック300円で自分のお土産に買って帰りました。
(ブルーベリーは実家産)
道中も楽しい積丹旅行。今度は快晴の時に行きます!絶対!